Wednesday, July 06, 2016 1:10 PM

テロ当日に兆候把握 ツイッターで、警察

 バングラデシュ飲食店襲撃テロ発生当日の1日、短文投稿サイト「ツイッター」上に何らかの攻撃があるかもしれないとのメッセージが複数あると警察当局が把握していたことが分かった。ロイター通信が6日までに、ハシナ首相の顧問の話として伝えた。

 顧問は「初めての事態で、誰もすぐには重要性に気づかなかった。初動が遅れた」とし、当局の対応に問題がなかったか検証する方針を示した。

 メッセージはソーシャルメディアを監視する当局が把握。警察は大使館のほか、主要なホテル、レストランが狙われる可能性が高いとみて複数のホテルなどを閉鎖した。事件現場の飲食店「ホーリー・アーティザン・ベーカリー」は約1キロ離れ、襲撃を受けるとは考えていなかったという。(共同)