Thursday, June 16, 2016 11:12 AM

コーヒー発がん性証拠なし WHO、熱い飲み物は注意

 世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(IARC、本部フランス・リヨン)は15日、コーヒーについて「発がん性がある可能性を示す決定的な証拠はない」との調査結果を発表した。コーヒー好きにとっては朗報と言えそうだ。

 ただ、コーヒーを含むあらゆる種類の「非常に熱い飲み物」は「食道がんの原因である可能性が高い」と警告。特に温度が約65度以上の飲み物の危険性を強調している。

 IARCは1991年以降、コーヒーには鉛などと同じく「発がん性がある可能性がある」としてきた。(共同)