Thursday, July 07, 2016 5:41 PM
暴露本出版の記者に無罪 バチカン、報道の自由保障
ローマ法王庁(バチカン)の聖職者らによる機密情報漏えい事件で、バチカンの裁判所は7日、内部資料に基づきバチカンに関する暴露本を出版したイタリア人ジャーナリスト2人に対し、バチカンは表現と報道の自由を保障しており、同裁判所に「記者を裁く権限がない」として無罪を言い渡した。聖職者ら2人は有罪とした。
バチカンでは2012年にも内部文書流出事件が起き、告発サイト「ウィキリークス」になぞらえ「バチリークス」と呼ばれる騒動に発展。「バチリークス2」と呼ばれた今回の事件はジャーナリストの刑事責任が問われたことで、言論の自由に対するバチカンの司法判断が注目されていた。
無罪となったジャーナリストのジャンルイジ・ヌッツィ氏とエミリアーノ・フィッティパルディ氏は判決後、「バチカンと全ての記者にとって重要な結果」「報道の自由が問われる裁判は始まるべきでなかったが、前向きな結論で良かった」と評価した。(共同)
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