Monday, July 25, 2016 10:30 AM

グリフィー氏らが殿堂式典

 米国の野球殿堂入り式典が24日、ニューヨーク州クーパーズタウンで行われ、大リーグのマリナーズやレッズなどで歴代6位の通算630本塁打を記録したケン・グリフィー氏(46)、ドジャースやメッツなどで427本塁打と強打の捕手として活躍したマイク・ピアザ氏(47)が表彰を受けた。

 史上最高の得票率99.3%で選出されたグリフィー氏は三拍子そろった大型外野手で、マーリンズのイチロー外野手が日本時代から憧れた存在だった。「簡単そうにやっていたと誤解されるが、必ずしもそうではない。日々の練習の積み重ねがなければ殿堂入りはできなかった」と語った。

 ピアザ氏は野茂英雄投手がドジャースでデビューした時の正捕手として知られる。当時の打撃コーチ、プロ野球巨人でプレーしたレジー・スミス氏が日本時代に習得した練習方法でスイングが向上した逸話を披露。「(主に)メッツでプレーした選手で2人目の殿堂入りを果たし、大きな誇りと喜びを感じている」と感激に浸っていた。(共同)