Thursday, July 28, 2016 10:06 AM
国内生産3.1%減 自動車8社の16年上半期
自動車主要8社が28日発表した2016年上半期(1〜6月)の国内生産台数は、前年同期比3.1%減の424万2869台となった。三菱自動車の燃費不正問題や、4月に発生した熊本地震の影響で最大手のトヨタ自動車の生産が落ち込むなど、5社が減少した。
国内生産では三菱自動車が燃費データを改ざんしていた軽自動車の生産を4月から約2カ月半停止したため、7.1%減となった。トヨタは熊本地震やグループの愛知製鋼(愛知県東海市)の爆発事故による生産停止などの影響で1.6%減と、4年連続で前年同期を下回った。スズキも22.4%減となった。
海外生産台数は4.6%増の923万1685台だった。ホンダが米国やアジアで、全面改良した主力車「シビック」が好調で12.4%増。日産自動車も米国やメキシコが好調で6.7%増の226万6724台となり、1〜6月の累計として過去最高を更新した。(共同)
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