Monday, June 20, 2016 1:06 PM

独検察、VW前会長を捜査 相場操縦容疑で

 ドイツ北部ブラウンシュワイクの検察当局は20日、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス規制逃れ問題で、不正を速やかに公表しなかったとして相場操縦の疑いでウィンターコルン前会長に対する捜査を始めたことを明らかにした。DPA通信が伝えた。

 ドイツの金融監督当局の告発を受けた捜査で、検察当局は前会長のほかVW乗用車部門のトップ、ヘルベルト・ディース取締役に対しても捜査している。

 VWは昨年9月3日に米環境保護局(EPA)に対し排ガス規制逃れを認めていたが、同月18日にEPAが発表するまで不正を公表しなかった。発表から約2週間でVWの株価は4割ほど急落。株価下落で損失を受けたとして、VWに損害賠償を求める訴訟が相次いでいる。(共同)