Monday, August 15, 2016 11:29 AM

トランプ氏がメディア敵視 支持率低迷、責任転嫁

 大統領選の共和党候補トランプ氏が自身に批判的な報道を繰り返すメディアに敵意をむき出しにしている。民主党候補クリントン前国務長官に支持率で差を広げられる中、低迷の責任をメディアに転嫁する姿が目立つ。

 ニューヨーク・タイムズ紙は13日、トランプ氏が6月に側近から懇願され、攻撃的なスタイルを改めると約束したのに、約2カ月たっても変化がなく「失敗したのは明らか」と指摘。関係者の話として私生活でも不機嫌だと内幕を描いた。

 トランプ氏は同日のコネティカット州の集会で誤報だと猛反発。「私の敵はクリントン氏ではない。メディアだ」と不満をぶちまけた。(共同)