Monday, August 15, 2016 5:43 PM

白井「銅」、新技決める 体操本記

 種目別決勝の男子跳馬で白井健三(日体大)が新技「伸身ユルチェンコ3回半ひねり」を決めるなど15.449点を出し、銅メダルを獲得した。新技が国際体操連盟(FIG)から認定されれば「シライ2」と命名される見通しで、自身の名前がつく技は跳馬で「2」、床運動で「3」の計5個となる。

 跳馬は跳躍2本の平均点で争われる。予選3位通過の白井は1本目で新技を初めて成功させ、全体トップの15.833点。2本目の跳躍「ドリッグス」の着地もまとめ、15.066点を出した。

 白井のメダルは団体総合の「金」に続き、この大会2個目。日本勢の跳馬での表彰台は、1984年ロサンゼルス五輪で「銀」の森末慎二、具志堅幸司以来となった。(共同)