Tuesday, August 16, 2016 10:39 AM

米、州司法長官に有罪評決 機密情報を漏えい

 ペンシルベニア州の裁判所の陪審は15日、対立している検察官を困惑させるため、大陪審の機密情報を記者に漏らしたとして偽証や司法妨害などの罪でキャスリーン・ケーン州司法長官(50)に有罪評決を出した。最大で禁錮7年が科される可能性がある。AP通信などが報じた。

 ケーン氏は民主党の女性として初めて同州の司法長官に選出され、2013年に就任。州内では民主党の「希望の星」と言われた時期もあった。ウルフ州知事は、ケーン氏は速やかに辞任すべきだとの考えを示した。

 裁判所は、ケーン氏に国外逃亡の恐れがあるとしてパスポートを裁判所に預けるよう命じた。(共同)