Tuesday, August 16, 2016 10:39 AM

ロンドンが首位から転落 駐在員費用、EU離脱で

 英国の欧州連合(EU)離脱が決まった6月の国民投票後、企業が負担する駐在員費用を巡る都市の順位で、ロンドンが首位から3位に転落したことが、英不動産会社サビルズの調査で16日分かった。新たな首位はニューヨーク、2位は香港だった。

 調査は7月に実施し、駐在員1人当たりの事務所と住宅費の年間賃貸料の合計を比較した。

 ロンドンは昨年末から11%下落し10万141ドル(約1000万円)だった。不動産市場が活況だったため過去2年半にわたり首位を維持していたが、国民投票後に市場が冷え込んだ。英通貨ポンド相場が対ドルで急落したことも響いた。(共同)