Tuesday, August 16, 2016 1:08 PM

韓国大統領の演説非難 北朝鮮「言い掛かり」

 北朝鮮の対韓国窓口機関、祖国平和統一委員会は16日、報道官談話を発表し、韓国の朴槿恵大統領が15日の日本の植民地支配からの解放記念日の演説で北朝鮮の核開発を容認しないと表明したことについて「われわれに再び悪質な言い掛かりを付けた」と非難した。朝鮮中央通信が伝えた。

 談話は「わが国の正当な核抑止力に言い掛かりを付けるのは耐え難い愚弄だ」と反発。朴氏が米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の配備決定は北朝鮮の挑発に対する「自衛的措置だ」と述べたことについても「親米、逆賊行為を正当化した」と主張した。(共同)