Thursday, August 18, 2016 10:56 AM

米の核先制不使用に期待 公明代表

 公明党の山口那津男代表は18日の記者会見で、オバマ政権が検討している核兵器の先制不使用政策に期待感を示した。「現実の政治の中で、オバマ氏が核兵器のない世界に向かって、どのように具体的な対応を取るのか期待したい。オバマ氏が国際社会でリーダーシップを発揮できるように期待したい」と語った。

 安倍晋三首相が先制不使用政策に反対の意向を米側に伝えたとの米紙報道に関しては「日本政府として、どのように対応したかは確認していない」と述べるにとどめた。

 民進党の岡田克也代表は会見で、米紙報道について「政府は国民に正直に、どういう状況なのか述べる責任がある」と強調。同時に「オバマ氏が核なき世界に向かって進めようとするなら協力すべきだ。そうでないと、オバマ氏が広島に来た意義を日本自身がつぶしかねない」と指摘した。(共同)