Thursday, August 18, 2016 1:26 PM

ハーレーに制裁金1200万ドル 有害物質排出の装置販売で

 米司法省と環境保護局(EPA)は18日、二輪車メーカーのハーレーダビッドソンが基準を超える有害物質を排出する二輪車用の違法装置約34万個を製造、販売したなどとして、同社が民事制裁金1200万ドル(約12億円)を支払うことで同意したと発表した。さらに、大気汚染の対策費として300万ドルを拠出する。

 この装置は二輪車の性能向上のために使われ、基準を超える炭化水素と窒素酸化物(NOX)を排出する。ハーレーは装置の販売を取りやめ、顧客から買い戻す。

 ハーレーは2008年以降に2種類の装置を製造し、米国で販売していた。(共同)