Thursday, August 18, 2016 5:42 PM

米長官、アフリカ歴訪へ 過激派対策を協議

 米国務省は18日、ケリー国務長官が22〜25日の日程でケニア、ナイジェリア、サウジアラビアを歴訪すると発表した。ケニアではアルシャバーブ、ナイジェリアはボコ・ハラムとイスラム過激派が治安上の脅威となっており、テロ対策が重要議題となる。

 ケリー氏は22日にケニアでケニヤッタ大統領と対テロ連携について話し合い、アフリカ諸国の外相らとアルシャバーブ掃討に向けた取り組みのほか、南スーダン情勢などを協議。23〜24日のナイジェリア滞在中にブハリ大統領らと会談する。

 24〜25日にはサウジアラビアの西部ジッダで湾岸協力会議(GCC)加盟国の高官らとイエメン情勢を巡り意見交換。シリア内戦や過激派組織「イスラム国」(IS)打倒についても話し合う。(共同)