Friday, August 19, 2016 9:52 AM

川崎汽船、減速航行で表彰 ロングビーチ港、11年連続

 川崎汽船は18日、米国のロングビーチ港とロサンゼルス港から、自主的な減速航行で表彰を受けたと発表した。両港では、沿岸の大気汚染を防止するため、指定海域内で自主的な減速航行を求めるプログラムを設けている。

 2015年通年において、同社のコンテナ船や自動車船、ドライバルク船の減速航行達成率が認められた。ロングビーチ港では05年から11年連続。ロサンゼルス港は、08年から8年連続で受賞した。

 同社によると、このプログラムに参画する船舶は、各港の沿岸から約74キロメートル以内の海域で、船速を12ノット以下に抑えて排気ガス量を削減。大気汚染の原因となる窒素酸化物や硫黄酸化物、二酸化炭素などの排出を抑制する。(共同)