Monday, August 22, 2016 11:28 AM
地銀、海外カード対応強化 ATM設置、他行と連携も
2020年東京五輪・パラリンピックに向けた訪日外国人客の増加をにらみ、地方銀行が海外で発行されたクレジットカードに対応した現金自動預払機(ATM)の設置を加速させている。多額の費用と時間がかかるため自らはシステムを開発せず、管理のノウハウも持つ他の銀行やATM運営会社などと連携する戦略が目立っている。
海外カード対応のATMでは、ビザやマスターカードといった主要なクレジットカードを使い、日本円を引き出すことができる。観光庁によると、訪日客が旅行中に困ったことの調査では、ATMの利用が上位に挙げられており、政府は金融機関に設置を促している。
今年6月、東邦銀行(福島市)は福島空港、広島銀行(広島市)は観光名所の宮島周辺にそれぞれ、セブン銀行と共同でATMを設置した。(共同)
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