Monday, August 22, 2016 11:30 AM

リオ閉幕、五輪旗東京へ 17日間の熱戦終わる

 第31回夏季オリンピック・リオデジャネイロ大会は21日、リオデジャネイロ市のマラカナン競技場で閉会式が行われ、17日間の熱戦に幕を下ろした。次回2020年大会は56年ぶり2度目となる東京での開催で、引き継ぎ式では五輪旗が東京都の小池百合子知事に手渡された。

 五輪旗はリオ市のエドゥアルド・パエス市長から国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長を経て、着物姿の小池知事に渡った。東京を紹介する約8分間のアトラクションでは、会場に日の丸が浮かび「ありがとう」のメッセージが描かれた。安倍晋三首相が人気ゲームのキャラクターに扮して登場する異例の演出もあった。

 南米初開催のスポーツの祭典で、日本選手団は金メダル数で3大会ぶりに2桁となる12個を獲得。メダル総数も史上最多の41個となった。閉会式の旗手は開会式に続き、陸上十種競技の右代啓祐(30)=スズキ浜松AC=が務めた。(共同)