Monday, August 22, 2016 5:43 PM

前原氏擁立論が拡大 週内にも最終判断

 9月の民進党代表選で蓮舫代表代行の対抗馬に名乗りを上げるか注目される前原誠司元外相は、出馬の可否を今週中にも最終判断したい考えだ。自身のグループに加え、鍵を握る中間派の各グループに擁立論が広がっており、調整を急ぐ。ただ若手を中心に慎重論もあり、不透明さも残る。

 「もう少し説明する時間が必要だ。今週中には何とかしたい」。前原氏は22日、出馬に向け精力的に環境整備を進めている現状を周囲に説いた。

 19日には、約15人の中間派グループを率いる大畠章宏元国土交通相らと国会内で会談し、代表選で掲げる具体的な政策を提示した。同席した大島敦政調会長代理は会談後、記者団に「違和感はない。推薦人とか、具体的な話はこれからだ」と述べ、グループとして前原氏を支援したい意向をにじませた。(共同)