Monday, August 22, 2016 5:44 PM

クリントン氏が責任転嫁 メール問題でパウエル氏

 大統領選の民主党候補クリントン前国務長官が、パウエル元国務長官から私用メールを使うよう助言を受けたと供述したと報じられたことを受けて、パウエル氏は、クリントン陣営が「責任転嫁をするつもりだ」と反論した。米メディアが22日までに報じた。

 ニューヨーク・タイムズによると、長官在任時に私用メールで機密をやりとりしていた問題でクリントン氏は7月、連邦捜査局(FBI)の事情聴取に対し、ブッシュ前政権で国務長官を務めたパウエル氏の助言に従ったと話した。

 パウエル氏側はクリントン氏との会話を記憶していないとした上で、機密ではない情報については、私用メールを使っていたことをメモで伝えただけだと説明した。(共同)