Tuesday, August 23, 2016 11:25 AM

新たなメール公開を指示 地裁、クリントン氏に影響

 大統領選の民主党候補クリントン氏が国務長官在任時に公務で私用メールを使っていた問題で、メール約1万5000通が新たに見つかり、ワシントン連邦地裁は22日、10月中旬までに順次公開するよう国務省に指示した。米メディアが報じた。

 クリントン氏は、公務に使った私用メールは約3万通だとしてきたが、連邦捜査局(FBI)の捜査で新たなメールの存在が判明した。共和党はクリントン氏側が隠蔽を図ったとして批判を強める構えだ。

 クリントン氏は支持率で共和党のトランプ候補をリード、選挙戦を有利に進めているが、11月の投票日を目前にメールが公開されれば、選挙情勢に影響する恐れもある。(共同)