Wednesday, August 24, 2016 5:42 PM
遺跡破壊、9月27日に判決 マリ元過激派に国際刑事裁
西アフリカ・マリの世界遺産都市トンブクトゥで遺跡を破壊した戦争犯罪に問われた元イスラム過激派メンバー、アハマド・ファキ・マハディ被告の公判は24日、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)で結審した。検察側は禁錮9〜11年を求刑。判決は9月27日に言い渡される。
宗教建築や歴史的建造物に対する攻撃の刑事責任を追及するICC初の裁判。被告は22日の初公判で起訴事実を認め、謝罪していた。
ICCによると、マリのイスラム過激派アンサル・ディーンのメンバーだったマハディ被告は2012年6〜7月ごろ、トンブクトゥの計10の聖廟やモスク(礼拝所)の破壊に主導的に関わったとして起訴された。(共同)
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