Thursday, September 06, 2018 10:48 AM

大谷選手に肘手術勧告 新たな損傷、11日にも結論

 大リーグ、エンゼルスは5日、投打の「二刀流」に挑む大谷翔平選手(24)が同日にレンジャーズ戦で遠征していたアーリントンで磁気共鳴画像装置(MRI)検査を受けた結果、右肘靱帯に新たな損傷が判明し、投手復帰まで1年以上かかるとされる肘の靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を医師に勧められていると発表した。

 手術の決断は時期を含め、本人に委ねられており、早ければビリー・エプラー・ゼネラルマネジャーと話し合う10日(日本時間11日)にも結論が出るもよう。大谷選手は7日午後7時10分(同8日午前9時10分)開始予定の敵地シカゴでのホワイトソックス戦前に取材対応する予定。

 9日に先発登板が見込まれていたが、マイク・ソーシア監督は「医師がオーケーを出さない限り、今年投げさせることはない」と明言した。打者では5日の試合でメジャー1年目の日本勢で2位の松井秀喜外野手(2003年、ヤンキース)を抜き、1位の城島健司捕手(06年、マリナーズ)に並ぶ17、18号を放つなど4安打3打点と活躍した。(共同)