Wednesday, September 26, 2018 10:39 AM

クライミング期待の17歳 米国の白石、両親は日本人

 両親が日本人の17歳、白石阿島(米国)が16日まで行われたスポーツクライミングの世界選手権(インスブルック)に初出場し、女子リードで5位に入った。制限時間内に到達した高さを競う得意種目で健闘し「すごく緊張した。登っているときは応援がすごくて、それが助けになった」と笑顔で振り返った。

 ニューヨーク生まれ。体操などの経験もあるが、6歳のときにセントラルパークにある岩を登ったことをきっかけにクライミングにのめり込んだ。外岩を登るロッククライミングで注目され、2015年に米誌タイムが選ぶ「世界で最も影響力のある30人の10代」に選ばれた。

 父の出身地、愛媛県新居浜市阿島が名前の由来。前髪を切りそろえた印象的な髪形で、母の手作りという和風デザインのズボンをはいて登る。(共同)