Wednesday, September 26, 2018 10:40 AM
長期政権視野、外交に意欲 首相「戦後構造を払拭」
安倍晋三首相は25日(日本時間26日)、ニューヨークでの国連総会一般討論演説で、自由貿易体制の強化に加え、北東アジアに残る「戦後構造の払拭」に尽力すると踏み込んだ。自民党総裁選の勝利でさらに3年間の長期政権が視野に入り、外交への意欲をアピールした形だが、どこまで実現できるか未知数だ。
首相は演説の冒頭で「向こう3年、日本のかじ取りを続けることになった」と報告。今後の施策として、自由貿易の推進とともに、ロシアとの北方領土問題解決と、北朝鮮との拉致、核、ミサイル問題解決を通じた国交正常化を掲げた。
日中関係についても、首脳の相互往来に言及。「両国関係と地域に決定的な安定の軸を加えていく」と自信を示した。(共同)
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