Wednesday, September 26, 2018 10:43 AM
日産、出荷優先で検査軽視 最終報告、経営責任回避
日産自動車は26日、燃費測定などの不正検査に関する最終報告書を国土交通省に提出し、公表した。原因を「計画通りの生産出荷が優先され、検査が軽視されていた」などと説明。不正の対象となった台数は当初から34台増えて1205台に拡大したが、カルロス・ゴーン会長ら経営トップの責任は回避し、幕引きを図る。消費者からの信頼回復は不透明だ。スズキでも26日、燃費などの測定で新たな不正が発覚し、業界の現場管理の甘さが改めて露呈した。
日産の報告書は燃費と排ガス測定のほかに、車の構造や装置などを調べる検査でもデータ書き換えなどの不正が見つかったと明らかにした。車の全幅や警音器の音量、ハンドルの最大回転数など計11項目で、従業員への聞き取り調査によると、不正があったのは約250台に上る。検査員は規範違反を認識しながら不正行為に及んでいた。
日産の西川広人社長が26日午前、国交省を訪れて報告書を提出し「信頼を大きく傷つけた。大変申し訳なく、深くおわび申し上げる」と述べた。午後には山内康裕執行役員が横浜市の本社で記者会見し謝罪した。ゴーン氏や西川氏は会見に姿を見せなかった。(共同)
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