Thursday, September 27, 2018 10:46 AM
中国、米攻勢に苦慮 国連総会が応酬の場に
トランプ政権が繰り出す一連の対中強硬姿勢への対応に、中国が苦慮している。ニューヨークで開催中の国連総会や関連会合が米中による非難の応酬の場となっており、両国の関係悪化が鮮明になりつつある。
トランプ大統領は26日の国連安全保障理事会の会合で突然、11月の米中間選挙に中国が介入しようとしていると非難。中国の王毅国務委員兼外相は「いかなる国の内政にも干渉しない」と反論し不快感を示した。
王氏は国連総会に合わせた各国外相との会談や米民間団体などとの会合のたびに、トランプ氏を念頭に「中国を不当に非難する勢力が両国関係の雰囲気を毒している」「このまま進めば道を誤る」と批判を展開。中間選挙を控える米政権が対中攻勢を強めることに焦りをにじませる。(共同)
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