Friday, October 05, 2018 11:01 AM
李元大統領に懲役15年 韓国地裁、巨額収賄を認定
在職中に巨額の賄賂を受け取ったとして特定犯罪加重処罰法上の収賄罪や横領罪などに問われた韓国の元大統領、李明博被告(76)に対し、ソウル中央地裁は5日、懲役15年、罰金約130億ウォン(約13億円)などの判決を言い渡した。検察は懲役20年などを求刑していた。
地裁の鄭桂先裁判長は、横領罪と一部を除く収賄罪で有罪と認め「国民に大きな失望と不信を抱かせた」と指摘。「被告は全てを否認し責任を周辺に転嫁する姿勢を見せており、厳重な処罰は不可避だ」と量刑理由を説明した。
李元大統領は2008〜13年の在任期間などにサムスン電子などから総額約110億ウォンを受け取ったとする収賄のほか、自らが事実上所有する自動車部品会社「ダース」でつくった裏金約349億ウォンを横領した罪などで今年4月に起訴された。(共同)
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