Friday, October 19, 2018 10:10 AM

メキシコ、国連に支援要請 移民集団2000人の対応

 ホンジュラスから米国を目指してグアテマラを進んでいる2000人以上の移民集団のうち一部グループが18日、メキシコ国境近くに到着した。数日中にメキシコ入りを目指す。メキシコ外務省は同日の声明で、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に支援を求める考えを示した。

 トランプ大統領はツイッターで、メキシコ側に移民らの「襲来」を止めるよう威嚇。メキシコは北米自由貿易協定(NAFTA)の見直し合意で改善したトランプ政権との関係を維持したいのが本音で、難しい対応を迫られている。

 関係者や現地からの情報によると、男性を中心とした数百人が到着し、高齢者や女性、子どもらの合流を待っている。ポンペオ米国務長官は19日、メキシコを訪れ、同国のペニャニエト大統領らと対応を協議する。(共同)