Friday, October 26, 2018 10:10 AM

安倍政権の対抗措置に抗議 NYで辺野古移設反対デモ

 米国の退役軍人らでつくる「平和を求める退役軍人の会」や在留邦人ら約10人が25日、ニューヨークの日本総領事館前で、安倍晋三政権が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を進めようと沖縄県への対抗措置を取ったことに抗議するデモを行った。

 移設反対を訴えた故翁長雄志前知事が生前に出席した会議に同席し、感銘を受けたという女性反戦団体「グラニー平和部隊」のニディア・リーフさんは「沖縄が基地という過大な負担を抱えているのは容認できない。米国が基地を維持する方針を変えることを望む」と語った。

 1958〜61年に米陸軍に所属し、沖縄県を訪問したこともあるジュールズ・オーキンさんは「沖縄の人々は基地を欲していない。基地を置く理由もない」と強調した。(共同)