Tuesday, October 30, 2018 10:25 AM

日本、男子団体「銅」 全競技第1号の五輪枠

 体操の2020年東京五輪予選を兼ねた世界選手権第5日は29日、ドーハで男子団体総合決勝が行われ、16年リオデジャネイロ五輪王者で2連覇を狙った予選3位の日本は6種目合計253.744点で銅メダルとなった。3位までの団体総合の五輪出場枠を手にし、開催国枠を除いた自力での五輪切符は全競技を通じて第1号となった。

 予選の得点を持ち越さずに8チームで争われ、予選2位の中国が256.634点で14年大会以来12度目の世界一。予選1位のロシアは0.049点差で2位だった。

 内村航平(リンガーハット)白井健三(日体大)田中佑典(コナミスポーツ)萱和磨、谷川航(以上順大)の陣容で臨んだ日本は前半3種目を首位で折り返したが、4種目目の平行棒で田中が落下して後退し、リオ五輪を合わせた3大会連続の世界一はならなかった。(共同)