Tuesday, November 06, 2018 9:41 AM

「米国第一」に初審判 民主、下院奪還が焦点

 米中間選挙は6日、投票が始まった。「米国第一」を掲げ、昨年1月に就任した共和党のトランプ大統領が初の国民的審判を受ける。民主党が下院の多数派を奪還し、政権の政策に歯止めをかけるかが焦点だ。民主党はトランプ氏が社会の分断を拡大させたと非難。トランプ氏は「メディアは選挙を私への国民投票と見ている」と指摘、上下両院での共和党の多数派維持を目指し、最終盤まで激戦州で集会を重ねた。

 6日夜(日本時間7日昼)にも大勢が判明する見通し。

 中間選挙では政権与党が議席を減らすことが多く、今回も反トランプ感情の高まりで共和党が苦戦するとの予想がある。ギャラップ社が5日発表した世論調査によると、トランプ氏の支持率は40%、不支持率は54%。一方、共和党が最終盤で勢いを盛り返したとの見方もあり、結果は予断を許さない。(共同)