Friday, November 09, 2018 9:11 AM

銃乱射の犠牲者12人悼む 動機推測は尚早とFBI

 ロサンゼルス郊外のサウザンドオークスで7日に起きた銃乱射事件で、犠牲者の追悼集会が8日夜に行われ、住民ら約2千人が死亡した12人を悼んだ。多くの出席者が知人や友人を思って涙ぐんだ。

 一方、事件の動機は明らかにされていない。連邦捜査局(FBI)の担当者は8日の記者会見で、銃撃後に自殺したイアン・ロング容疑者(28)の犯行動機を推測するのは「時期尚早だ」と述べた。当局は同日、容疑者の自宅を家宅捜索した。

 フォックス市長は集会で「残念ながらサウザンドオークスは米国で近年、銃乱射が起きた地域の仲間入りをしてしまった」と話し、力を合わせて乗り越えようと呼び掛けた。(共同)