Tuesday, November 13, 2018 9:59 AM

ガザからロケット弾400発 イスラエル報復、応酬激化

 パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスなどは12日から13日にかけて、イスラエルに向け約400発のロケット弾や迫撃砲弾などを発射した。イスラエル紙ハーレツによると、中部アシュケロンでロケット弾が民家を直撃し、男性1人が死亡した。

 イスラエル軍は、ハマス系のテレビ局が入った建物など関連施設150カ所以上を報復空爆し、ガザ保健当局によると、パレスチナ人6人が死亡した。近年では最大規模の攻撃の応酬とみられる。

 イスラエルに向け発射された約400発のうち、100発超はイスラエル軍が対空防衛システム「アイアンドーム」で迎撃したが、一部がイスラエル内のバスや建物に直撃、50人以上が負傷した。バスには対戦車用の高性能ミサイルが当たって炎上し、付近にいた軍兵士が負傷したという。(共同)