Tuesday, November 13, 2018 10:01 AM
政府、37事業の無駄点検 「秋のレビュー」開始
政府は13日、中央官庁の予算執行に無駄がないかを外部有識者が公開で点検する「秋のレビュー」を東京・霞が関の合同庁舎で始めた。9府省の37事業が対象で、15日までの3日間は都内で実施し、17日には山形市で開催する。検証結果は年末の2019年度予算編成に反映させる。
初日は国土交通、農林水産両省などの事業を検証。羽田や関西など全国各地の空港の滑走路や保安施設の整備に関し、有識者からは「整備は一段落しており、(国の)一般会計からの繰り入れは必要最小限にとどめるべきだ」との指摘が出た。
公共施設の運営権を民間企業に委ねる「コンセッション」を進め、各空港による自主的な経営改善の努力が必要だと結論付けた。(共同)
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