Wednesday, November 28, 2018 10:11 AM

元側近、米大統領と内通か ロシア疑惑、司法取引の裏で

 米大統領選にロシアが介入した疑惑で、トランプ大統領の陣営の選対本部長だったマナフォート被告がモラー特別検察官に捜査協力するとして司法取引を交わした後、モラー氏側と話した内容を弁護士を通じてトランプ氏側に繰り返し伝えていたとニューヨーク・タイムズ紙電子版が27日伝えた。複数の関係者の話としている。

 被告が司法取引の裏でトランプ氏側と内通していた可能性が出てきた。将来的にトランプ氏から恩赦を受けるためではないかとの見方がある。

 トランプ氏のジュリアーニ弁護士は同紙に対し、マナフォート被告の弁護士から話を聞いていたことを認めた上で、弁護活動の一環だと主張した。(共同)