Wednesday, December 12, 2018 10:06 AM

個人情報流出に中国関与か 米ホテルへのサイバー攻撃

 ニューヨーク・タイムズ電子版は11日、世界最大のホテルチェーンのマリオット・インターナショナルがサイバー攻撃を受け最大約5億人の利用客情報が流出したのは、中国による機密情報収集の一環だったと報じた。調査内容を知る関係者の話としている。

 中国が関与したとみられる情報収集活動が相次ぐ中、米司法省は、ハッカーらの起訴に向けて準備。トランプ政権はスパイ行為解明のため、情報の機密扱いの解除を計画しているという。

 同紙によると、マリオットは、米政府や軍関係者の個人情報を多数保有している。ハッカーらは、中国国家安全省の代理として不正アクセスを行った疑いがある。(共同)