Thursday, December 13, 2018 9:20 AM

トランプ氏と移民巡り協議 メキシコ大統領

 メキシコのロペスオブラドール大統領は12日、ツイッターで、トランプ大統領と同日、電話会談し、中米諸国から米国を目指す移民集団(キャラバン)への対応などについて話し合ったと明らかにした。不法移民を減らすには貧困対策が鍵だとして雇用創出のため米国の投資協力が必要だと訴えたとみられる。

 トランプ氏の反応は不明だが、同氏はメキシコに対し、難民申請を審査している間は移民集団をメキシコで待機させる制度を提案しており、双方の主張には開きがある。

 ロペスオブラドール氏は電話会談で「トランプ氏と敬意のある言葉遣いで、中米諸国やメキシコの人々に雇用を生み出す投資プロジェクトの可能性を協議した」としている。(共同)