Thursday, December 13, 2018 9:20 AM

投獄中の記者251人 政府批判の報道抑圧続く

 ニューヨークに本部を置く民間団体、ジャーナリスト保護委員会(CPJ)は13日、世界各地で仕事に関連して当局により投獄されているジャーナリストは、今月1日時点で少なくとも計251人に上ると発表した。政府に批判的な報道が抑圧される傾向が続いている。

 最多はトルコで68人。エルドアン政権はサウジアラビア人のカショギ記者の殺害事件を巡り同国政府を厳しく批判しているが、トルコでも2016年のクーデター未遂以降、反政府系メディアへの弾圧が強まっている。

 2位はウイグル族への抑圧が世界的に批判されている中国で47人。新疆ウイグル自治区で公安当局に逮捕されたことが分かった米在住で中国人の著名な報道カメラマン、盧広氏も含まれている。(共同)