Thursday, December 13, 2018 9:21 AM

米国との信頼関係重要 中国少将、「戦争」否定

 中国人民解放軍で外国軍との交流を担う国防大学国際防務学院(北京市)が13日、海外メディアの取材を受け入れ、徐輝院長(少将)は米国との関係について「戦争になるのではないかと言う人までいるが、意思疎通を強めて相互の信頼関係を構築することが重要だ」と述べた。

 徐氏は「米国の衰退という犠牲と引き換えに、中国が急速に発展したとする見方は間違っている。実際には両国とも経済成長しており、今後も共に歩むことができるはずだ」と主張した。

 また「日本は戦後、平和的な発展の道を歩み、世界から歓迎された」と指摘し、中国も「国際影響力は増しても覇権は求めない」と強調した。(共同)