Friday, December 14, 2018 9:17 AM

「政治的に華為抹殺狙う」 中国駐カナダ大使が批判

 中国の盧沙野・駐カナダ大使は華為技術(ファーウェイ)副会長兼最高財務責任者(CFO)の孟晩舟容疑者をカナダ当局が拘束したことについて「単純な司法案件ではない。米国が国家権力を使って中国のハイテク企業を政治的に抹殺しようとしている」と批判した。大使館ホームページで14日、発表した。

 カナダに対しては、孟容疑者がいかなる告発も受けていない状況で、当局が不当に拘束したと指摘。カナダ当局は独自の判断を下していないのだから、孟容疑者を拘束してはいけないと主張した。(共同)