Monday, December 17, 2018 9:16 AM

サウジが米上院決議に反発 皇太子非難は「内政干渉」

 サウジアラビア外務省は17日、米上院がサウジ人記者殺害事件の責任はムハンマド皇太子にあると非難する決議案を採択したことに「内政干渉だ」と反発する声明を発表した。国営サウジ通信が伝えた。決議は「(同盟国である)サウジと米国の不和を期待する国への誤ったメッセージ」を送ることになるとしている。

 決議は13日、米上院本会議が満場一致で採決。トランプ大統領に対し、イエメン内戦に介入するサウジへの軍事支援の中止を求める決議案も可決された。サウジ側は記者殺害事件への皇太子の関与を一貫して否定している。(共同)