Tuesday, December 18, 2018 9:03 AM

来年4月開始は3業種 特定技能1号の資格試験

 外国人労働者の受け入れを拡大する改正入管難民法に基づき新設する在留資格「特定技能1号」について、資格取得に必要な技能試験を来年4月から実施するのは、介護業、宿泊業、外食業の3業種にとどまる見通しであることが18日、分かった。受け入れ問題を話し合う自民党の合同会議で、政府が案を示した。

 改正法は来年4月施行で、政府は14業種で特定技能1号の外国人を受け入れる方針。残る11業種の試験開始は来年10月や来年度内などとしており、当面は試験なしで移行できる技能実習生が担い手の中心になりそうだ。

 実習生からの移行を除けば、特定技能1号の資格取得には業種別の技能試験に合格し、新設する日本語能力判定テスト(仮称)か現行の日本語能力試験を通過する必要がある。(共同)