Tuesday, December 18, 2018 9:05 AM

NZ、大麻で住民投票へ 20年、合法化是非問う

 ニュージーランドのリトル法相は18日、嗜好品としての大麻使用の合法化の是非を問う住民投票を2020年の総選挙に合わせて実施する方針を明らかにした。

 ニュージーランドでは今月11日、終末期のがん患者らの痛み緩和などを目的に医療用大麻の利用拡大を認める法案が国会で可決された。同国では大麻使用歴のある国民が多いとの報告もある。

 大麻を巡っては南米ウルグアイが13年、世界で初めて国家として家庭での個人栽培や使用を合法化。米国では多くの州で医療目的の大麻使用が合法化されており、コロラド州などは嗜好品としての使用も認めている。カナダも今年10月、嗜好品としての所持・使用を合法化した。(共同)