Friday, December 21, 2018 10:16 AM
ロシア疑惑、2月にも捜査結果 トランプ氏弾劾を左右
NBCテレビは20日、複数の当局者の話として、モラー特別検察官がロシア疑惑の捜査結果を早ければ来年2月にも司法省に報告すると報じた。トランプ大統領の弾劾手続きの可能性など政権の命運を左右する捜査は大きなヤマ場を迎える。ただ、捜査を監督する司法長官に指名されたバー氏がモラー氏の捜査方針を批判していたことが判明し、捜査の行方は曲折も予想される。
これまでの報道によると、司法省は捜査報告書を公表しないが、議会に内容を通知する見通し。中間選挙で下院多数派を奪還した民主党ではトランプ氏を議会で裁く弾劾訴追を求める意見が根強く、報告書の内容次第では米政局は一気に緊迫局面を迎える。
モラー氏は報告書で（1）トランプ陣営とロシア政府が共謀して選挙介入したか（2）トランプ氏によるコミー連邦捜査局（FBI）長官解任などが疑惑捜査の司法妨害に当たるかーについて判断するとみられる。（共同）
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