Monday, January 07, 2019 10:00 AM

AI、最新技術で未来描く 米家電見本市が開幕へ

 世界最大の家電見本市「CES」が8日(日本時間9日)、ラスベガスで開幕する。世界の電機メーカーや自動車大手、IT企業が集結し、生活の隅々まで応用が広がる人工知能(AI)や車の自動運転、高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムといった最先端の技術や製品を出展。未来の生活を展望する。

 パナソニックは最新の運転支援技術や、AIを搭載した次世代の住宅システムを展示する。ソニーは得意のオーディオで新しい音楽体験を可能にする技術を発表するとしている。シャープは超高精細な「8K」の映像技術を披露する。

 トヨタ自動車は新たな自動運転の実験車を公開する予定で、ホンダは人混みの中を動き回れる小型ロボットを出展する。日産自動車は車内外のセンサー情報を活用して建物の裏など死角の危険性を事前に通知して運転を支援する技術を紹介する。ヤマハ発動機は、乗客の動きを読み取って小型の乗り物の発進や停止などができる「AI車掌」を披露する。(共同)