Tuesday, January 08, 2019 9:34 AM

威嚇飛行マニュアル作成へ 韓国、レーダー問題で

 韓国国防省報道官は8日の定例記者会見で、韓国海軍の駆逐艦が海上自衛隊のP1哨戒機に火器管制レーダーを照射したとされる問題に関連し、友好国の軍用機が威嚇飛行した場合の対策マニュアルを作成中だと明らかにした。

 韓国はレーダーの照射を否定し、哨戒機が低空飛行して威嚇したと主張している。マニュアルの作成により、そうした主張の正当性をアピールする狙いとみられる。

 国防省によると、敵国や国籍を確認できない軍用機の威嚇飛行に対応するマニュアルはあったが、友好国に関するものはなかったという。報道官は「これまでどの友好国もわが軍の艦艇に威嚇飛行をしたことはなかった」と強調した。マニュアルの具体的な内容は公表できないとしている。(共同)