Thursday, January 10, 2019 9:36 AM
税法上居住地をオランダに ゴーン前会長、税軽減か
10日付のフランス紙リベラシオンは、日産自動車前会長カルロス・ゴーン容疑者が2012年に税法上の居住地を、フランスからオランダに移したと報じた。フランスでは同年、富裕層の税負担を引き上げたオランド前政権が発足。同紙は、オランダはフランスより税負担の低い国で、税軽減が目的だったとの見方を示唆した。
マクロン大統領と連携する中道政党「民主運動」のバイル前法相は10日、公共ラジオ、フランス・アンフォのインタビューで「破廉恥だ」と批判した。
オランダには日産と三菱自動車、フランス自動車大手ルノーの3社連合の統括会社があり、ゴーン容疑者は日産側の負担で用意された高級住宅を無償で利用していたとされる。(共同)
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