Thursday, January 10, 2019 9:38 AM
中国、広範かつ深く議論 米産品購入増に重点と米
中国商務省は10日、9日に終了した米中次官級貿易協議について「広範かつ深く、細部にわたる意見交換を行い、互いの懸念事項を解決するための基礎を築いた」との声明を発表した。米通商代表部(USTR)は「中国が大量の農産品やエネルギー、工業製品、サービスを米国から購入するという約束」に重点を置いて協議したと説明した。
協議は北京で開かれ、当初は7、8日としていた日程を9日まで延長した。ただ、具体的な合意の有無に関する言及はなかった。中国商務省の高峰報道官は10日の記者会見で、日程が長引いた理由を「真剣かつ誠実な態度」で協議が行われている証拠だと説明した。
高峰氏は協議の焦点となった中国の構造改革について「進展があった」と強調したが、ウォールストリート・ジャーナルによると、中国政府による自国企業への補助金や、知的財産権保護などについて両国で隔たりが残った。(共同)
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