Monday, January 14, 2019 9:29 AM
台湾で蘇貞昌内閣発足 大半留任、政権浮揚が課題
台湾で蔡英文総統が新たな行政院長(首相)に任命した蘇貞昌氏(71)は14日、新内閣を発足させた。昨年11月の統一地方選での与党、民主進歩党(民進党)の大敗を受けて頼清徳院長は引責辞任。来年の総統選まで1年余りしかなく、新内閣は政権浮揚へ向けた「選挙内閣」となりそうだ。
新内閣は外交部長(外相)、国防部長(国防相)など大半が留任した一方、台中市長選で落選した林佳竜前市長や、高雄市長選で落選した陳其邁元立法委員が交通部長(交通相)や副院長(副首相)として入閣。蘇氏も新北市長選で落選したことから野党からは「落選者内閣」とのやゆも聞かれる。
蘇氏は就任あいさつで「民衆に密着して努力し、暮らし向きが良くなったと実感できる成果を出すことが全てだ」と強調。蔡政権は2016年5月の発足以来、産業構造転換など多くの課題に取り組み、経済成長率も馬英九前政権末期に比べ改善しているが「生活が改善した実感がない」ことが政権支持率低下の一因。また年金制度や労働基準法などの改革は多くの有権者の不評を買った。(共同)
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