Tuesday, January 15, 2019 9:48 AM

海幕長「事実基に解決を」 韓国レーダー照射問題

 韓国海軍の駆逐艦が海上自衛隊のP1哨戒機に火器管制レーダーを照射したとされる問題について、海自トップの村川豊海上幕僚長は15日の定例記者会見で「事実を基に解決策を見いだしていくことが一番大切だ」と述べた。解決するためには、双方がレーダーの電波情報などのデータを開示し、突き合わせて検証する必要があるとの認識も示した。

 村川海幕長は昨年12月20日に問題が発生した後も、日本周辺海空域の警戒監視に万全を期しており「韓国海軍も同じ海域で活動している。互いに誤解が生じるような状況をなくす努力は必要だ」と強調。「日韓、日米韓の関係は地域を安定させていくために極めて大事なものだ」と話し、引き続き早期解決を模索していく考えを強調した。(共同)